こんにちは!パプリカミュージックスクール、ギター講師の満田です!
今回はジャズギター入門編!「ジャズギターってどんな風に弾くの?」「ジャズにトライしてみたい!」という方のために、最もメジャーなジャズスタンダードナンバー『Autumn Leaves (邦題:枯葉)』を1人で演奏できるソロギターというプレイスタイルで解説してみました!
初心者の方でも弾けるような簡単なアレンジを、Aメロ,Bメロ,Cメロとセクション毎に細かく分けてゆっくり解説してみました!是非、動画を観ながら弾いてみてください!
動画で使用している譜面はこちら↓
Autumn Leaves (枯葉) TAB譜PDFもうちょっと解説!
フィンガーピッキングの方法
「動画を見て左手の運指はわかったけど、右手ってどうやって弾いるの?」と思った方もいるのではないでしょうか?そこで、私が動画の中で行なっている右手の基本的な使い方について整理してみました。
・使う指は親指, 人差し指, 中指, 薬指の4本!
・メロディは親指 + 人差し指!
・親指で追いつかないところを人差し指で補助
・稀に中指や薬指も使用
・コードは低音弦側から親指→人差し指→中指→薬指と順番に割り当てる
・4音構成なら4本全て、3音構成なら親,人,中の3本
・親指以外は爪の先で弾いて、親指は爪や指側面を使用
F7コードに関しまして。TAB譜上では動画で実際に抑えている箇所に合わせて6~2弦の計5本の弦で書いてありますが、実際の弾き方としては4本の指で5弦以外の4本を弾いています!実際に弾いていないところも押さえているのは、コードチェンジの流れとして直前のCm7と同じ形を維持する弾き方にしたためです。
凄い人の演奏紹介!
ここまで簡単アレンジを中心に枯葉を見てきましたが、現代ジャズにおけるギターヒーローの一人、ジュリアン・ラージ(Julian Lage)氏の枯葉ソロギターも聴いてみましょう!恐らくは曲だけ決めてノープランからスタートした即興演奏だと思うのですが、縦横無尽で笑ってしまうほど凄まじい演奏です!
演奏時間は約3分とジャズの音源としては短めですが、沢山の音楽的要素が詰まっており、且つ起承転結がしっかりと組み立てられているので聴き応えは抜群!サウンドもアプローチも故ジム・ホール(Jim Hall)氏の延長線上にあるような、生々しくて格好良い演奏ですね。静と動の切り替え(=緩急)にこの方らしさが出ていると思います。いやぁ、こんなギターが弾けたらめちゃくちゃ楽しそうですよね!
コードのリハーモナイズやアウトサイドの音使いなど高度なアイディアが様々に反映されておりますが、それでも基本のコード進行の響きは大切にしている印象があります。インサイドのフレージングもラージ氏特有の音程跳躍はあるものの音選びは基本に忠実な部分もあり……、といった具合。ラージ氏は基礎練習をとても重視するプレイヤーなのですが、その基礎の積み重ねでこういった素晴らしい演奏に仕上がっているんだな、と改めて実感しました。簡単アレンジから始めた枯葉もいつかはこんな演奏に……?と思うと夢が広がりますね!
もっと詳しく解説を聞きたい方は是非体験レッスンへ!
はい、という訳で今回はジャズスタンダードナンバー「枯葉」で見る簡単ジャズギター解説と、世界トップクラスの演奏のご紹介になりました!それぞれやっていることがまるで違うように感じられたかとは思いますが、両方とも突き詰めると意識していることは「枯葉を弾いている」という至極単純なことだったりします。なので「いつかはあんな演奏ができるんだ!」という希望を胸に、まずは簡単なところから始めてみましょう!
練習する中で疑問に思ったことや行き詰まったことなどございましたら、体験レッスンも行なっておりますので是非お問い合わせください!
最後までご覧頂きありがとうございました!
パプリカミュージックスクール
ギター講師 満田
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